結婚後

今、思えば、我ながら実にくだらない話だった。でも記念すべき、結婚後第1作であることだけは確かだった。

夫は、それからもう、私の書いたものを読んでくれなくなった。無理に読んでもらうのも気が引けたし。 もともと夫は、小説が嫌いなのだった。 夫にも読んでもらえないとなると、残された道は、投稿しかなかった。 それで、小さな投稿雑誌とかに投稿するようになった。 あの頃は、別に入選しなくてもかまわなかった。 なんていうのかしら。送った以上誰かひとりには、目を通してもらえる、読んでもらっているはずだ。という事実だけで、もう、充分満足で、うれしかった。 そんな私の、記念すべき、初入選作は 「恐怖のひまわりハウス」 というタイトルのお話だった。入選といっても、佳作で、名前とタイトルがその投稿雑誌に小さく載っただけだったが、それでも充分うれしかった。 それから続いて 「ハッピーニューイヤーズアクシデンタル」という作品も佳作になった。 その後、様々な公募に投稿し、いくつかは入選し、活字になり、賞金などもいただいてしまった。 本当にありがたい。続けていてよかった。まさに継続は力なり。だったのかもしれない。



「よいことを思えばよいことが起こる、悪いことを思えば悪いことが起こる」かつての職場の壁に貼ってあった「マーフィーの法則」に従って、これからも、よいことだけを思い続けて生きていきたいと思います。

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